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目的

人は回数を多く会うと、好意をもつ確率が高くなるそうで・・・。

社内恋愛が多いのはわかるなぁ・・・。

先日、フードショウに友達とバイトをする。

「現地はいい❦」

友達はギリシャから仕事でやってきているおにーさんを見てつぶやいた。

「目の保養にいいねぇ」

そんなことをいいながらお仕事をしていると、背の高い金髪のギリシャのおにーさんのブースには若い女性でひしめき合う。

「やっぱりそうだよね・・・(納得)」

「だってかっこいいもん(友達)」

1-2日くらいたつと、慣れてきて冗談も少し飛び交う。

「仕事の商談をまとめるなら、マスク持ってきて顔を隠したほうがいい、女の子しか来ない(私)」

「買ってきてくれ(かっこいいにーさん)」

もっと慣れてくると、誰が好みか、素敵か、。

まぁ、仕事と全然関係ない(苦笑)

「あの人かっこいい❤」

友達が言う。

そのブースは離れている。

いつ、見てたんだ?

「彼の写真がほしい」

と言う。

一緒に撮ったあげるというと

「いいや」

だそうである・・。

そうですか。

了解です。

「ボルメ ナ カノ リゴ フォトグラフィア; 写真をとってもいいですか?」

隣のブースの方とパチリ。

もちろん一緒に写っているのは私である。

次はもうひとつ隣へ。

ななめ横切る女性に

「メ シンホーリーテ 恐れ入ります」

と声をかけパチリ。

少しずつ、目的の場所へ。

「シグノミ、ボルメ ナ カノ フォトグラフィア マジ ス すみません、あなたと一緒に写真を撮ってもいいですか?」

「ネーメ 」

首を斜め横にして、彼は私に微笑む

写真を撮るのは友達である。

「アガリャズメ;抱きしめようか?」

ラテンチックに私に言う。

「オヒ いいえ」

「ヤティ なんで」

「ドゥレポメ 恥ずかしいから」 

写真を撮っている彼女があなたを好きであなたの写真がほしいからこの写真を撮っている。

言いたい・・・。

本当のことを知ったら、どんなに喜ぶことだろう・・・。

程よい、距離感で私は満面のスマイル。

「よし、じゃ今度はメガネをはずして」

そう言ってパチリ。

「ありがとう」

そう言い残して、ブースを去る。

この間、しゃべったのは私だけ。

ほんとに、彼は何にも知らない・・・。

私の満面の笑みは修正され削除される。

女ごごろだねぇ・・・。

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リハビリ中

お店を開けると、ふっと落ち着く。

あれと、これと、あれがない・・・(苦笑)。

う~ん、まだ、まだ、わたくしリハビリ中・・・。

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休養中

お食事会が終わり、一週間お店をお休みさせていただいた。

お休みをする一週間前のわたしの睡眠時間は20時間と少し。

これ一週間分・・・。

この行事が終わったら、この仕事をクリアしたらと・・・。

「あーまだあれがあったか・・・」

「終わらなーい」(苦笑)

少し、息子ともいたいし。

店を閉めても仕事はその他にもいろいろとあり、やはり普通に仕事はしているものの、5時間くらいは寝れるし、夜は家にいる。

3日くらいお休みをと考えていた。

でも燃え尽きてしまったのだろうか・・・。

なかなか店が開けれない。

雑用の合間にふらふら人のうちに行く(しかもお客様なのに・・・)。

ビーとベルを押す。

「誰ですか?」

「danaeでーす」

「呼んでませーん」

「はーい、おじゃましまーす」

と家に入り、今こっているというアイリッシュコーヒーをいただく。

「danae,仕事は?」

夕方にアイリッシュコーヒーを飲んでいる私にナンシーがきく。

「うーん、夜十時に寝れる喜びが・・・私を店から遠ざける」

大きいテーブルにあった歌舞伎揚げせんべいをほおばった。

「そんな時間にdanaeは寝ちゃダメなの!開けなさい」

「ふぁ~い・・・」

アイリッシュコーヒーを飲み終え自宅に帰る。

道端でまた近所の人が遠くから私を見つけ、ふざけて通せんぼする。

ちょっと四股を踏んでみた。

すると彼女も四股を踏む。

「のりがいいなぁ」

と思いながら、通り過ぎる。

「なに、店はよ?」

「うーん」

次の日

子供の学校のイベント。

「あれっ今日お休み?」

「danae,仕事は?」

学校のイベントに近所の外国の方が全員集合である。

「うーん」

子供は帰ってしまってもう用はないのに。

知り合いを見つけては、そこにへばりつく。

あげくには関係のないブースの後ろでマシュマロ刺しをはじめる。

マルガリータにイギリスビール、どんどんくる差し入れに、人のブースのマシュマロを子供たちにプレゼント。

「あれっお仕事は?」

ふと見あげるとお客様。

「うーん・・・」

マシュマロを串にさしながら答える。

わたくしただいま休養中。

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ダブル ブッキングゥ~

どうしよう・・・。

ああ、どうしよう・・・。

よくお目見えする人だった・・・。

彼女はひょっこり現れてくれた。

一枚の写真と。

「あっこの間帰国した人と一緒に撮った写真だ。」

なんて、喜んでいると

「今度の月曜日,あけてくれない?友達のさよならパーティがあるの」

いつもは開けていない月曜日。

「もちろんいいわよ」

「ありがとう、楽しみにしているわ」

カレンダーにチェックを入れようと、裏に回りカレンダーを見て青ざめた・・・。

「あっ食事会・・・」

本当によく見る人なのだ・・・。

外でも、息子の学校でも・・・。

「そうだ、名簿がある!学校の名簿が!」

学校の名簿を開き私の動きは止まる。

「名前を知らない・・・」

彼女の顔だけではない、彼女のご主人も、彼女のお子さんもすぐに顔が浮かぶ。

それなのに連絡先も、彼女の名前もお子さんの名前も全くわからない・・・。

少しのヒントもない・・・。

待つしかない・・・。

きっと先に注文の電話を入れると言っていた。

すぐに来るのを願うしかない。

1日が過ぎ…2日が過ぎ・・1週間が過ぎようとしても連絡は一向に・・・ない・・・。

食事会の連絡がくる。

「私は10人くらい一緒にいくね」

「7時半に間に合うようにするね」

やさしい言葉に汗がでる。

「お願い、私を助けて」

週末お手伝いをしている女性に哀願した。

事情を説明すると

「Okay」

と二つ返事である。

私は違う文化のここはいつもすごいと思う。

お料理も、ものがどこにあるかもまだわからない店を一人で留守番するという。

頼んでおきながら

「やるなぁ・・・」

と思った。

とうとう連絡は当日まで来なかった・・・。

料理はすべて作っておこう・・・。

12時・・・。

1時・・・。

3時・・・。

電話は来ない・・・。

4時に店の電話が鳴った・・・。

あわてて受話器を取ると彼女である。

説明をすると

「Okay,あと30分したら行くわ」

4時半。

前菜だけ作って、後は温めるだけにする、手配。

「ケーキはある?」

あぁ・・・ケーキ・・・私は一人ぼっちで作らないとケーキとパンが作れない・・・。

静かにひっそりと・・・。

「私がケーキを作ってくるわ」

そう言って戻ってきたのが

6時半。

手にはお手製のケーキ。

ケーキをテーブルに置き。

お店をアレンジしていく。

「また7時に」

そう言い残し彼女は去った。

7時からのパーティ・・・。私のお食事会は7時半。

前菜を並べ、サラダの準備・・・。

は、は、は・・・。

まだ来ない。

お店を出たのが7時半。

私が一番遅かった(苦笑)

席につくと

「遅いぞ」

「すみません」

「あっファンデーションしてる」

「マスカラしてないじゃん」

「百均で買ったんですけど、つけてる暇がなくて」

なんて軽い話をしていると

「あれっそういえばお店の前を通ったら、店の灯りがついてたけど」

事情をはなすと

「ダブルブッキングゥ~」

「やだ、信じられない・・・」

「でたよ、danae」

「グゥ~」

それでも、気になり電話をすると

「楽しそうです、お皿を割ってダンスをしてます」

それを聞いてほっとする。

後日、写真とお手紙をいただいた。

「楽しかったよ」

と。

「ありがとう」

と。

完璧私の落度であることは間違いない。

クレームを入れられてもおかしくないのに、それなのに

「ありがとう」

である。

ひとりでパルテノンを留守番した人・・・。

「今日は私がオーナー」

そう言って笑ったそうだ。

楽しんでやれちゃうみんな・・・。

ただものじゃない・・・(苦笑)

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買い物3

「妥協」

お互いの考えを譲り合うこと

だそうである。

「オティ セレテ したいように」

「オティ ナーネ いいように」

よく、聞いた。

しかし、今回の買い物に

「妥協」

はないらしい・・。

ことごとく、

「オヒ、ゼン ムワレシ やだ、嫌いだ」

を連発する。

そのたびに走り、回れ右をする店員さん。

「確か、あそこにも店があったはずだ」

知らない日本の知識をあるだけ使う。

「えっ、ここにないの?」

疲れてきた私は言う。

「もう一回あそこのお店を見てみよう」

外は雨。

100円の傘は壊れかけていた。

あるだけの知識は順路がない。

「あそこから、またここへ!?」

「えっまた戻るの?」

朝から何にも食べてない・・・。

コーヒーさえも飲んでない・・・。

大きなショッピングモールにあるチェーン店のコーヒーを見て悲しくなった。

「疲れた?」

覗き込む彼に

「おなかすいた」

とつぶやいた。

「えっと、えっと何かあるかな、どこかでチーズパイを買おうか、どにあるかな」

辺りを探し始める。

ここはギリシャじゃない・・・。

チーズパイはすぐ買えない・・・。

「いいよ、お店をさがそう」

そう言い、インフォメーションに行き紳士服があるか聞く。

「大変申し訳ございません、こちらには紳士服売り場はございません」

白いスーツに身を包んだスレンダーな女性は申し訳なさそうに私に伝えた。

がっかりしている私に

「お隣のショッピングモールに若干メンズ用品がございます」

と親切に教えてくれた。

そのショッピングモールとここは繋がっているが屋根がない。

壊れかけた傘一本。

ビルとビルとの間の風が雨を強調させる。

「走ろう」

手を取って走ってくれた彼は私より若い。

きっと体力もあるだろう。

濡れたくなかったに違いない。

そんな気持ちが彼を速く走らせたのか・・・。

立ち仕事はしているが歩かない私の足はもつれ、私は転んだ・・・。

「ふぇ~ん冷たいよぉ・・・」

「大丈夫か?」

まるでカブを引き上げるかのように私を引っ張り隣のモールへ。

もう、ショッピングをしている人の格好ではない。

そういえば、今日は風呂も入ってない・・・。

昨日の店は混んでいた・・・。

油と水まみれの私の横でちょっとしか濡れていない彼が自分の髪を手で整えなおした。

これだけの店があるのにメンズは少ない・・・。

地下のメンズ売り場に到着する。

「ここで決めろよ」

心の中でつぶやいた。

大手ショッピングモールのメンズ売り場は私から見るとお洒落だ。

髪の毛は立ち上げちょっと長め。

スーツだが上下別の素材と色を使用している。

「俺にそんな服をきれというのか」

と言わんばかりに不服そうである。

それでも、仕方ない、ほかにない、時間がないと説得し、形がまぁいいということで

「これにする」

と決めるまでかなりかかった。

「すみません、〇サイズください」

やっと決まる。

そう思うとホッとした。

「すみません・・・、サイズが・・・」

もう・・・。

「なんで、スーツ一着持ってこないの!日本なんだから」

人は疲れると違う人になる・・・。

やさしい気持ちで来たはずなのに、今は彼を怒っている。

最初に店に戻り、今までいいと言っていた服には目もくれず、違うスーツを購入。

「日本はディスカウントしないの?」

と聞き

「しない」

と答えたが

「〇円にして」

という言葉を伝えると、あっさりOK。

いいなぁ外国の人は(苦笑)

どうやら、パーティは無事に終えたようである。

それから何回か買い物をしているときお電話をいただいた。

「サイズは〇ー〇の間、袖が短いのは嫌いです。靴のサイズは〇cm、とがった靴はだめです。色は〇色の明るい色が似合います。〇色は嫌いです、はい、どうぞよろしく」

彼の好みとサイズを私は把握している。

何も関係ないのに・・・。

     

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復活祭の日

復活祭の日が過ぎると

「おめでとう」

「復活祭よかったよ」

「ラムがおいしかった」

とギリシャからお電話をいただく。

「danaeは何してたの?」

と聞かれる。

復活祭が近くなる春。

春らしい雰囲気が漂う一枚のカードが添付される。

今年も復活祭の日は歌を聴く。

去年は息子が一緒だったので後方で聴いた。

今年は息子に程よく振られ、前方である。

Pal003

一年に一度コンサートを開くそうだ。

一年を振り返り、今年の夢を語る。

彼女のコンサートには感謝の言葉であふれている。

その感謝がこちらにも伝わる小さなスタジオには彼女のファンがたくさんである。

仕事を増やしていくと、してもらえた喜びと、してもらえなかった虚しさの感情はよく聞くが、彼女はすべてのことを通じて、

「ありがとう」

と感謝を述べる。

だからだろうか、歌と会話の中で。Pal004

「よかったねー」

といつも、心地よく帰宅ができる。

仕事が入ってしまうので、いつも歌を聴くとすぐに帰るのだが、コンサート後の会話はとてもなごやかにおいしいお酒が飲めるのである。

来年もきっと行くだろう。

上手な歌と心地よさを求めて。

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買い物2

買い物に行く時は、一人。

特に洋服はなおさらである。

だって、サイズがない。

なぜ、最近の洋服はワンサイズなのだろうか・・・。

自分で洋服を買う時も思うのだが、

「なんで、ギリシャからもってこないの、日本にサイズないよ」

と一応たしなめ、大手の紳士服やに足を運ぶ。

首のサイズをはかると、少し奥の大きなサイズコーナーに誘導された。

そういえば、私は男性の服を買う目的のみで出かけたことはない。

以外と、新鮮である。

サイズがないので、奥のこじんまりとした場所にあるスーツを見る。

「ゼン ムワレシ フォロマ」

「色が嫌いって言ってます」

「ゼン ムワレシ アフト」

「これが嫌いって言ってます」

お構いなしにどんどん言う。

どうも納得がいかないらしい・・・。

「〇〇に行こう?もし、なかったらまた戻ろう」

そう言い、元町に戻る。

レディースには入るがメンズは初めてである。

大手紳士服とは違う雰囲気。

売り手のお兄さんがカッコイイ❦

彼が話、売り手のお兄さんと話すのは私。

早口で大きい声とは対照的にニコニコな私。

「なんかスーツがないとかで、急きょ必要だから頼まれちゃって、」

何も聞かれてないのに話し始める。

「エラゾ danae」

時間がない彼は急いでいた。

「アフトス ポリ オモルフォス 彼すごーくカッコイイ」

思わず、そばに行き彼に言う。

「ミクロス イネ 若いよ」

シャツを探しながら目もくれない。

ずいぶん、冷たい言葉だ・・。

「これは好き?」

その言葉とピンクのシャツ。

「ポリ オレア ディコス フォロマ イネ! すごく いい お似合いだ!」

シャツとネクタイは決まった。

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お食事会

5th1_5 お店は小さく、お手伝いしてくれていたフィリピンの女の子はやめたばかりでしたが、3周年は気合いを入れて連絡をした。

顔をよく知っている人でも、メールも電話番号もあまり知らない。

メールも電話も知らないが家だけは知っていたりもする(苦笑)

家族構成と好きな食べ物は任せておいてほしいという感じでもある。

今回お電話をしたのは3人。

「お食事会するから来てねぇー、今回は作らないよー、一緒にご飯食べようー」

人数は9倍。

みんな友達多いなぁ・・・。

5th2          え、挨拶?

マイクスタンドで?

あっ横にはマリー・・・英語で通訳してくれるのね・・・。

お花にケーキ。

うれしいなぁ・・・。

Cimg1963 キャンドルにともる炎が揺れる。

音楽も流れ・・・。

えーい踊ってしまえ。

150席は裕にありそうなレストランは満卓。

「おめでとう!」

「イエェーィ」

両手のこぶしは上に遠くからでもよく見える。

知らない人にも手を振り、お辞儀。

皆さん、どうもありがとう。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

danae

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