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エラーザ 22 テッサロニキ

「テッサロニキはどうでした?」

急ぎ足での2日間。

港近くのカフェテリア。

「とても人気があるんです」

そう教えてくれた。

「なんだろう・・・パトラとはちょっと感じが違いますね・・・そうアテネとも・・・なんかゆっくりしてるというか・・・遅いわけではないけれど・・・この雰囲気・・・そうちょっと横浜に似てます」

うん、そう、横浜に似てる・・・。

そう感じた。

「そう、言われちゃうね・・・アテネの人にもテッサロニキの人はせかせかしていないって・・・」

穏やかに笑ってる。

「あと、大きいかな・・・私が大きく見えません」

苦笑すると

「ええ、一般的にテッサロニキの人は大きいんですよ、北ギリシャは大きいんです、南ギリシャよりね」

流れてくるのはラテンな音楽。

暗闇のなかに大きなモニタースクリーンにはおしゃれな女性が映ってる。

「今、ギリシャではこの音楽が流行ってるんですよ」

ラテンな曲が夏には似合う。

今日が最後のテッサロニキ。

明日はパトラ・・・・。

パトラ・・・。

初めてのフライト便らしい・・・。

知らない航空会社・・・。

「カウンターがないから別のところへ行かなくちゃ・・・」

カウンターもない・・・。

「アテネに戻っていいですか?」

「えっ!?えっー信じられない・・・・」

「アテネに行くから」

友達と息子に電話をかける。

「OK~」

明るい返事だった。

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エラーザ21 フェタチーズ

A12 行ってきたのはフェタチーズを作っている会社。

今回は工程を見させていただいた。

工程を見させていただく前に試食をして、いざ工場へ。

まずは手を洗い白衣を着る。

しかし・・・どのお仕事にも言えるのかもしれないけど・・・。

気の遠くなるなる作業であった・・・。

まずは塩気のある水につけ熟成をまつ。

その工程をいくつかをして2次工程へ移る。

温度管理も徹底して行われていた。

説明を聞いていたが、次の工程へ移るたびに寒いのでとても苦しかった。

でもチーズを作っている彼らは毎日、毎日この工程を繰り返している。

生産者ってありがたいと思う。

一生懸命、丁寧にフェタチーズについて教えてくれた。

オフィスに戻り、もう一度フェタチーズを食べる。

同じフェタチーズなのに、なんだかもっとおいしさを感じた。

食べる物っていろいろな作用がまじりあって、また味も格別においしく感じるのかな・・・。

そう感じたりもした。

このチーズで何を作ろうかなぁ・・・。

帰りの車で考えていたことはチーズのことばかりであった。

早く台所に立ちたいなぁ・・・。

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エラーザ20 フェタチーズ

「ギリシャ」

と言ったら

「フェタチーズ!」

でしょうhappy01

山羊のチーズですが、100パーセント山羊のチーズはなかなか市場には出回っていないでしょう。

市場に出ている一般的に言われているフェタチーズは山羊30パーセント牛70パーセントです。

あとはお好みで味を選ぶ・・・ということになるでしょうか。

以前はあまり馴染みのなかったこの

「フェタチーズ」

はギリシャ料理にはかかせません。

「フェタチーズ」

がなくなってしまうと・・・・。

わぁ・・すごい困っちゃう・・・gawk

フェタチーズの工場、行ってきました。

昼寝はしないよ。

そのまま、工場へ直行します。

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エラーザ19 ナウサ

「食事に行こう」

ナウサの方たちとお食事に出かける。

K1_2 「この山からの水をナウサの人たちは飲んでいるんだよ」

車の中から見える山を指さして教えてくれる。

「えっ全部ですか?」

聞くと

K2 「食べ物も、お風呂も全部だ、もちろんぶどうもこのお水からだよ」

そうしてついたレストランで私は納得した。

ここがギリシャなんて信じられない・・・。

アテネのゴミゴミとした暑さの中に昨日までいたのに・・・。

私の目の前には大きな木々と川。

その川のせせらぎを聞きながら、テーブルに座る。

下から心地よい水の涼しさが私のからだを安らげる。

「すずしい・・・」

思わずつぶやいた。

「ああ、そうだろう」

「この川からとれた魚もここで食べれるよ」

と教えていただき、そのお魚を注文する。

K4_2  日本で言うマスである。

お水もその川の水。

冷たくておいしい。

驚いたのは冷蔵庫で冷やしていないのである。

そのまま蛇口から水差しに組んでいる。

ワインはもちろん

クシノマヴロ種

このワイン実は日本でまだ販売されていない。

もっとアロマが香り、おいしい。

(実は一本だけ私は日本で持っている・・・。こんどの小さなワイン会で飲む予定)

今回、昼の仕事のボスにお願いをしてワイナリーを見させていただいた(ありがとうございます)

「おい、〇〇〇、今度また会うときは、しっかりギリシャ語を覚えておけ、彼女のほうがギリシャ人ぽいじゃないか」

日本の仕事を主にギリシャでしている社長は、日本に仕事でやってくるときは、同僚と温泉に入り、浴衣に着替え、とりあえずのビールを飲み、カラオケを歌う(ちなみに聞いたことはないが、持ち歌は「好きです札幌」らしい・・・)

別セクションの日本社長とお話をしている社長はとても幸せそうである。

私も実はひそかに感じていた・・・。

「ギリシャ人オーラがない・・・。」

「えっと・・あっごめんなさい・・・日本語でしゃべちゃった」

あわてて口をふさぐ。

「ギリシャ語を話せ、ギリシャ語を」

ナウサの社長さんが苦笑いをする。

そんな中、真面目なそして正直な気持ちを質問した。

日本でのギリシャのワインについて・・・。

私が感じている流通のリレーについて・・・。

その意見を載せることは残念ながらできない。

でも、あまりにも真っ当で外国人の私にもとてもわかりやすく、このお話が一番私の心に響いた。

帰りに

「彼が就任をしてから、とても業績が伸びているんですよ、一般的にギリシャは中でもめてグチャグチャになっちゃうのが多いんですけど・・」

と教えてくれた。

「また、来ることができればいいですけど、今度は日本の人たちを連れて、だってこんなに素敵なところなんですから」

本当に素敵な場所である。

日本の人があまり知らないのは本当に残念である。

「来れますよ、大丈夫ですよ」

社長が言う。

「エラ 〇〇〇 ミリセ エリニカ エリニカ おい〇〇〇ギリシャ語で話せ、ギリシャ語で」

「あっすみません・・・」

日本語だった・・・。

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エラーザ18 ギリシャワイン ナウサ

W3 ワインのを作る工程を見学させてもらった。

ナウサでの収穫時は9月下旬とのこと。

現在収穫時ではないので、この作業はお休み中だそうである。

W1少し湿気があるけど」

と地下にも行かせていただくと大きな、大きないくつもの樽。

全体的な質の出来は収穫と暑さによるところが多い。

W2なんでもここでのヴィンテージワインは大変貴重であるとか。

ヴィンテージワインが年代ごとに寝かされていた。

「1984年の出来がよかったんだよ」

そう教えてくれた。

食べること、飲むこと、作るということは本当に手間暇がかかるもので・・・。

作り手W4に感謝ですhappy01

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エラーザ17 ギリシャワイン クシノマヴロ種

X1 今回訪問させていただいたナウサ地方は北部ギリシャマケドニアにある。

「ナウサ」

のほかに

「アミンディオ」

「グーメニッサ」

「コート・ド・メリトン」

地方があり、どの地方でとれたワインも

X2 「O.P.A.P」(高品質のぶどうを生産できると証明され、厳選された地域のみ製造されたもの、これらの地域はまず農林省より承認され、最終的にはEUから認可される。)

を承認している。

ぶどう園はベルミオ山の南東斜面、海抜200-350メートルの間にある。

X3_2 ナウサは冬は寒くギリシャでは珍しく雨が多い場所である。

そして、夏は乾いた空気の中のこの暑さ。

ぶどう畑はテラス状に広大に広がっていた。

ナウサのぶどうの品種は

「Xinomavro クシノマヴロ種」

北大陸性の気候でしか最良質のクシノマヴロ種が育たない.

「クシノマヴロ種はギリシャの土壌、しかも北ギリシャの限られた場所でしか採れない」

とギリシャの方々が口を揃える由縁であろう。

そんな多様性に富むナウサ地方のワインはフルボディーの赤ワインを作り出す。

渋みは少なめ、タンニンを含んだ良好な酸度。

そんな

「クシノマヴロ種」

この赤ぶどうを100パーセント使用しているのがイメロスの

「白ワイン」

である。

赤ブドウの皮をとり、白ワインにしているのである。

ギリシャのワインでよくあるのがほかの品種とのかけあい。

イメロスの赤もシラー種を混合している。

イメロスの白は

「クシノマヴロ種」

100パーセントである。

ギリシャワインとしてプロが気にかけた理由の一つでもあるのではないだろうか。

[

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エラーザ16ギリシャワイン ナウサ

A1 大きなエントランスから白い階段を上り社長室に入る。

「こんにちは、お元気ですか?」

「あれ、ギリシャ語しゃべれるね」

「少しですが、なんとか」

A2 と挨拶を交わす。

少しお話を交えた後、社長の指示でワイナリーに誘導される。

「あっイメロスだ」

そこには毎日触っているイメロスのボトルが今まさにボトリングをされている最中であった。

ワインにはそのワインの香りがある。

毎日その香りをかいでいる。

毎日鼻の先にあるイメロスの香りがワイナリーに充満していた。

だからだろうか、初めてなのに初めての場所に感じない。

A3 「これ、今機械でやるようになったんですか?」

最初の質問はラベルになった。

A4 実はラベルの貼り付けが少しぞんざいに扱われていたイメロス。

このラベルは手で張り付けているのであろうか・・・。

いつも少ししわになっているラベルを見て思っていた。

A5 そんなラベルのしわも愛着があるというギリシャ好きな方はいいが、レストランで少しお食事とギリシャの雰囲気を味わいたいという方にラベルのしわがネガティブになることもあるのではないかとちょっともったいないとも思っていた。

「ラベルのセンスもいいじゃないですか」

A6 と言ってくださり。

「思わず写真撮っちゃいましたよ、僕」

と言ってくださったのは日本でも毎回15の指には必ず入っているというソムリエのYさん。

ギリシャセミナーでのギリシャワインチョイスでテーブルワインのイメロスを出すかどうか悩んでいた私に

「danaeさん、僕たちソムリエは値段を見てないんですよ、きっと今回やるセミナーでのYさんも大会でよくお会いする方で、素晴らしいソムリエの方です。堂々と出しちゃってください」

と某Hの主任ソムリエのRさん。

そして、手ごろな値段のイメロスはたくさんある白ワインのなかで選ばれないかもしれないということで(関係者)一本だけお渡しをして返事がなければなかったというこになった。

まだ、認知度の低いイメロスにここでも少し温度差を感じる。

当日まで連絡がなかったので、ちょっぴりさびしい気持ちで会場にむかった。

「あの白いワインは持ってきてますか?」

関係者さんからのあわただしい声。

「あっ連絡がなかったので・・・」

当日にこれを使いたいとの要請があったそうで。。。

えー。。。残念。。。選んでくれたのに。。。

ここら辺が私の抜かりだらけのところで、申し訳ない。。。イメロス。。。

でも、逆にイメロスを使用できなかった分、お話ができた。

「使おうと思って冷蔵庫を開けたらないから、びっくりしちゃって」

共通して感じさせていただくことがいつもお仕事を通じてあるのだが、本当にすごい人ってすごさを大きくアピールしない。

私と立ち話をしてくださるような方ではないはずなのに、自然にワインのお話をしてくださった。

ソムリエの方を素敵な方だと思い、私はワインがますます好きになった。

「おいしかったですよ、Rさんの言う通り僕たちソムリエは値段や会社を見てないですからね、味ですからへぇこれそんなに手ごろな価格だったんですね」

ご自身の携帯写真にはイメロスのラベルが大きく載っていた。

そんなイメロスが機械化されてラベルがきれいに貼り出されている。

「この問題が一番多かった」

とイメロスの方。

これで大幅にラベルは解決されるであろうとのこと。

味は指折り数える中に入るソムリエの方が

「おいしい」

と言ってくれたワイン。

あとはどうやってみんなが簡単にこのイメロスを飲めるようになるのだろう・・・。

「ちょっと飲んでみたいなぁ」

そう思ってくれた人がいたら、すぐにポンってイメロスのコルクを開けれる・・・。

そんな日が訪れたらいいなぁ・・・。

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エラーザ15 ギリシャワイン ナウサ

N1 テッサロニキ市内から車で約1時間。

ナウサ地方につく。

テッサロニキのワイナリー全土52パーセントを所有している。

このワイナリー。N2

ワイナリーのある建物はナウサ地方独特の家の作り方だそうである。

色はしたが煉瓦色、2階の建物は淡いクリーム色。

そして一階の建物より2階の建物が出ているのが何よりの特長だそうである。

N3

その横には広大なブドウ畑が広がる。

乾いた空気にギラギラと照る太陽にそのブドウはとても似合っていた。

N4 N5 

入口に入るといつも見ているワインボトルが大きくあった。

「イメロスだぁ~heart04

Imeros_red 巨大なイメロスを見て抱きしめたくなった。

私はイメロスの白を推薦している。

もちろん、イメロスより上品なワインはあるのだが、ギリシャのワインとして本当においしいと思うテーブルワインがほしいと思っているからである。

それがいままで私にはイメロス。

私は日本人なので、

「ギリシャのがおいしい、ギリシャのが一番!」

と何が何でもギリシャが一番でお話をしたくはない。

世界各国あるワインの中の一つのワイン。

そのワインの魅力は何かな。

そんな個性があり、なんとなく手に取るワインがギリシャからきたらいいと思う。

私の仕事はギリシャ食堂で、個人的にも食べるのがメインでみんなでワインをガブガブ飲むのが大好きである。

それにはイメロスは最適であった。

ガブガブ、ぺちゃくちゃhappy01

でも、素人の私がただ好きでは・・・。

そんなことであるソムリエの方を紹介された。

某国の政府観光局から依頼でその国のワインを見てもらうほどの実力者である。

個人の実力もさることながら、働いているところも知らない人はいない場所でお仕事している。

紹介してもらったソムリエの方にイメロスを飲んでもらった。

「イメロスの白、おいしいですよ、それに、これシャンパンを作るような面倒な工程を踏んでいるんじゃないかなぁ…ふつうこの値段じゃありえないと思うけど面倒くさいからね」

グラスを見つめて彼はいう。

ワインは本当に奥が深い。(すべてに言えてしまうけど)

一本のワインに遠いナウサ地方からやってきたワインをこじんまりとしたワイン会を開きイメロスを飲む。

今度はイメロスを作っている人に直接聞けるチャンスがきた。

帰国したらまた小さなワイン会を開こう。

そして、ワイナリーのお話ができたら私はうれしい。

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エラーザ14テッサロニキ

T1 Aejean airlineに乗りテッサロニキへ。

テッサロニキに来たのはもう何年前になるのだろうか?

やる気のないアテンデントを見て

「親戚がこの航空会社で働いていたのかな」

と思ったほどひどかった。

本当にずいぶんと変わった。

アテンデントの方も本当にきれいで思わず写真に収めたくなるほどだった。

きれいだったなぁ・・・。

でも、変わらないのが携帯である。

ぎりぎりまで携帯を離さない。

最近は携帯メールも若い子はするようだが、移動中に電話をひっきりなしに老若男女かけ続けている。

「今、飛行機の中」

「今から飛ぶよ」

「ねぇ今どこ?」

「愛してるよ」

飛行機がついたと同時に

「今ついたよ」

「今テッサロニキ」

「今どこ?」

「愛してるよ」

マナーモードの仕組みはしらないらしい・・・。

アテネからテッサロニキまでは1時間。

T2 タクシーを見てテッサロニキに来たなと感じた。

タクシーの色はアテネは黄色、パトラは赤、テッサロニキは黒である。

夜仕事の打ち合わせをして、明日はワイナリーとチーズ工場へ行く。

自分が購入したワインはどんな風に作られているのだろう。

明日のために今日はゆっくり寝よう・・・。

ちょっと一人はさびしいが・・・。

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エラーザ」13合言葉

「なぜ?」

理由はないんです。

ギリシャ人だから。

「どうして?」

だから、理由はないんです。

ギリシャだからhappy01

島からアテネに戻る直前、テッサロニキに戻る飛行機のチケットがあまりにも高く友達が慌てています。

「どうしよう、どうしよう。」

パトラですから、アテネに住んでいる友達はどうやら私のほうが知っているようです。

「何で今更言うんだ!」

「インターネットでとればその半分でとれる」

「どうして私に言ってくれなかったんですか?(by ボス)」

「大体、携帯を購入しろと教えていただろ!場所も教えたはずだ!何で今頃言ってるんだ!」

電話を変わると怒られちゃったぁ~。

団体チケットがないらしく、彼女は大慌てcoldsweats01

早口がますます早口なり、判断がつかない。

もう船の時間。

テッサロニキのチケット片道だけ購入しアテネに戻る。

ここからは私は一人仕事でテッサロニキに行く。

私の子どもは友達とパトラへ。

船から少し歩くとアテネからパトラへの電車がある。

電車まで送る。

チケットを購入しようと窓口に行くと

電車の時間がずいぶんとあり待たなければいけない。

電車で行くと何日も前から決めていたはず・・・。

ちょっと電話して時間を調べれば・・・なんて野暮なことhappy02

「バスにするわ」

タクシーに乗ってバス停まで行くことになった。

案外日本のスケージュールは無駄がないかもしれない・・・。

今度は自分でインターネットで調べようっとhappy01

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エラーザ12合言葉

「エラーザ」

「ギリシャ」

の意。

合言葉は

「エラーザ」

友達の携帯が鳴った。

私のお昼の仕事のボスからである。

「いつ、いっらしゃいますか?」

丁寧な日本語でお話をする。

「はい、○日にそちらへ行く予定ですが・・・まだ飛行機の予定を聞いてないんです・・・多分まだ、そのことについて考えてないのかもしれません・・・わかりますか・・・・この感じ・・・」

と言うと

「はい、ギリシャですから、ええ」

国内のことになると私では調べられない(今回でわかったけど)

「はい、あとで調べましょうね。今はインターネットがこちらもありませんから」

すぐに折り返しまた電話があった。

「ごめんなさいね・・・さっきよく聞こえなくて・・私もビーチにいたんですよ」

「フフフ」

「エヘヘ」

「ギリシャですから」

合言葉は

「エラーザ」

「エラーザ」」

「ギリシャ」

の意

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エラーザ11

もう、そろそろ、仕事をしなければ・・・。

まずはメールのチェックをしないと・・・。

ネットカフェがあるらしい・・・。

ネットカフェに行くが、島で正午の時間・・・。

がらんとしていた。

自分のPCを使用したいことを告げたが、夕方にならないとどうやらわからない様子である。

(後日、パスワードを渡されればその場所でいつでも個人のPCが使用できるのがテッサロニキでわかったが・・・)

夕方までまつと散歩ができない・・・。

「コネクターないの?」

友達に聞く。

PCがたくさんある部屋に行くと、女性が一人でメールをうっていた。

「これ、これ」

コネクターを指差す。

「抜いちゃっていい?」

一応、微笑みながら友達に聞く。

あとは友達に任そうhappy01

抜いちゃっていいらしいhappy02

「danae、エラーザ、エラーザ(ギリシャ、ギリシャ)ネゴシエーション ネゴシエーション 交渉、交渉」

気合入ってるなぁcoldsweats01

自分のPCにつなげると

「でたよ・・・・これだから・・・」

思わずメールを見てつぶやいてしまった。

日本にそのままスカイプで電話。

打ち合わせをして、処理をお願いした。

真剣な私を横目にあっちを行ったりこっちに戻ったり・・・。

「15分だけやったっていいなねheart02

かわいい顔でほほ笑む友達。

PCを片付け外に出ると、ちゃっかり働いてる人の横に座っていた。

仲良くなったらしい・・・。

無料だった・・・。

エラーザ エラーザ ネゴシエーション ネゴシエーション。

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エラーザ10

日本で海に行くと準備が大変だ。

ギリシャに行くともっと気楽な感じがする。

待ち合わせた友達は水着にタオルと帽子をかぶってるだけ・・・。

ただ、今回は自転車がある・・。

昨日の体験をした友達は不吉な予感を感じているようである・・・。

どこのビーチにしようかとあれやこれやと考える。

「自転車に乗って行ってみよう」

ビーチを横目に熱いなか自転車をこぐ・・・。

まずい・・・昨日と同じパターンだ・・・。

昨日の疲労困憊を思い出したのだろうか・・・少しは一緒に品定めをしているふりをしているが・・・自転車をこいでいる彼女の後姿を見て・・・。

「ポーッ (うゎっ・・・)」

とつぶやいたのを聞き逃さなかった、わたし。

「今日は近くでねcoldsweats01そのまま、気に入るのを待っていると1時間かけても決まらないからねcoldsweats01

暑いのに自転車乗りたくないでしょcoldsweats01

私が乗りたくないだけである(苦笑)

どのビーチも気に入らない友達に

「ここにしよう!」

と強硬に決めた。

南国を思わせるようなパラソルがたくさんあり、ゆっくりできそうsun

浜辺でゆっくりとしていると思い出しだ・・・。

「仕事・・・しなくっちゃ・・・」

もう、そろそろ・・・。

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エラーザ9

今回友達にひとつだけお願いをされたことは

「早く寝るな」であった。

ギリシャは断然夜型である。

夏は特にであろう。

だから、朝は弱いと思う。

朝はみんな静かだ。

私は習慣で朝はそこそこ早く起きてしまう・・。

目覚ましもなくむっくりと起き上がる。

用をたし顔を洗い歯を磨く。

目の前にある玄関広場から乾かしてある水着を取る。

水着の上に簡単なワンピをはおり誰にも告げず、下におりようとすると息子が起きた。

海に行くことを告げると

「ぼくも行く!」

とのこと。

一緒に下に行き。

ビーチへ。

ギリシャで一番好きなのが、海、ビーチ、食べ物、コーヒー、そしてウゾである。

毎日ビーチにいたい・・・。

ギリシャのビーチは私にとって温泉のようなもの。

いや、もっとリラックスできる。

「コーヒー頼んでもいい?」

一昨日食事した店員さんに聞く。

ビーチにあるテーブルに荷物を置き、そのまま海へ。

「キリア ザハリ; お砂糖は?」

「メトリィオ 中間で」

半分海に入りながら、振り返る。

「カフェ;コーヒーは?ディオ二つ?」

そういえばセルビア人だって言っていたっけ。

「ネ パラカロ うん、お願い」

そのまま、鼻をつまみ海に潜る。

気持ちがいいなぁ・・・。

息子もザバザバと海に入っている。

そこへやってきたのは、大きなネスカフェの缶とお砂糖。

どうやら私が作るらしい・・・・。

「シグノミ エ キリア ごめんなさいね」

との言葉に

「ゼンビラージ 構わないよ」

と海あがりの水が滴っている手で砂糖とネスカフェを入れ水を入れた。

またそのコーヒーを持っていく店員さん。

混ぜるのはどうやらやってくれるらしい・・・。

今度はコーヒーと開けてある缶のミルクを持ってきた。

これも私が入れるらしい・・・。

ドボドボと入れて、ゆっくりとコーヒーを飲む。

私の横にはなぜか3歳の女の子が座っている・・・。

「この子はとってもお利口で、絶対海にはいかないで待ってるんだ」

店員さんはそう言ってセルビア語なのだろうか・・・・わからない言葉を女の子にかけキスをした。

共通語はギリシャ語なのでギリシャ語・・。

ギリシャ人が聞いたら不思議かもしれない。

そろそろ、前のパン屋さんで朝用のフリガニャを買って部屋に戻ろう。

おいしいパンの香り。

キャッシャーの前にあるドーナツに目が行ってしまう。

これと、あれと、あれも食べたい・・・。

思いはどうやら私の息子も同じようである。

フリガニャを買おうと入ったのにフリガニャを頼んだのは一番あとになってしまった。

「フリガニャください」

そういうと

「私の娘はこれが好きよ、そして食べすぎてこーんなに太っちゃったわ」

と横に手を広げて笑っていた。

「じゃぁそれをください、太りたくはないけれど」

ずいぶんと買ってしまったなぁ・・・。

部屋に戻ると友達はまだ寝ていた・・・。

今日も夜は長いかもしれない・・・・。

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エラーザ8

B1 アテネから今ついたばかりの友達は、すぐに一緒に隣の島へ。

「ねぇ大丈夫?」

こんなに暑いのに・・・。

今ついたばかりなのに・・・・。

船でまた戻り、今夜また部屋のある島へ戻る・・・・。

「かわぁいそぉ~」

B2 笑いながら言う。

一緒に最初から旅行している私のお友達は歩く。

なぜか、ひたすら歩く。

島という島をぐるぐる歩く。

隣の島へついてもぐるぐる歩く。

何を買おうとかいう目的はない。

海側を歩いたかと思えば、路地から上へ、そしてまた戻る。

歩く、止まる、店に入る。

「あっ見失った!」

横の路地からでできた・・。

目的はない。

食事をしてもなにやらまだ歩きたいようである。

「私ちょっと上を見てくるわ、座っていて」

戻ってきた。

「行こう」

の合図にまた歩く。

「コーヒーを飲もうよ」

まったりしていたい私はいつも途中で歩くのをやめる。

今回の旅行での友達との約束は

「早く寝るなよ」

であった。

フラッペを頼んだ私はもう歩く気はさらさらない。

「船の時間調べた?そんなに頻繁に来ないと思うよ」

もう一人の友達が確認すると

思い立ったようにすくっと立ち上がり、カフェティアを後にした彼女。

「ゼン スタマイタイ ポテ 止まらない・・・」

はじめての見る彼女に私の友達はつぶやいた。

「エチ イネ そうなのよ」

「パンダ いつも あはhappy02

フラッペの泡をなめながら私は答える。

船の時間が気になり始めた私の友達。

もうパニギリは頭の中になさそうである。

「ナ ス ポ (ネェ) あと40分したら船がくる、これを乗らなかったら11時まで乗れない 行こう」

せかせかとした口調で船のチケットを買いに売り場まで歩く。

船のなかでやっと落ち着いた彼女を見て。

「お昼は海に行ってさぁ・・・それからバニギリ見にこの島に来ればよかったんだよ・・・」

「なんで昼に来たのか・・・」

その友達の問いに

「うん、知ってる、そう思っていたけど・・・まぁ・・・ね」

と首を横にして私は笑う。

「また船で戻るのね・・・疲れてるよね・・・」

と笑いが止まらない私の問いに友達は苦笑い。

船が到着すると、その足で貸自転車屋に直行する友達。

あの自転車がいいか、この自転車がいいかと品定めをする。

呆然とするもう一人の友達。

ああどうしよう、笑いが止まらない。

B5 店主から渡された自転車を持ち彼女をまつ。

なかなか自転車が決まらない。

やっと決まり、海の周りを自転車でこぐ。

「danae・・・エンデカ オライネ 11時だよ・・・ スケジュール・・・ポリ スケジュール・・・」

自転車をこぎながら汗だくになっているもう一人の友達が力なく私に話す。

一心不乱にその横で自転車をこぐ友達。

笑える・・・力がでなくて自転車がこげない・・・。

「ビービービービー、この自転車をこぐことに何の別に意味はありませーん」

息子がこぎながら戻ったり行ったりして、話す。

海際の道を隅から隅まで走り。

センターに戻った。

自転車に乗り終え、ホテルに戻るが突然に来た友達は別ホテルである。

「リポン サ フェブゴ じゃ、行くよ」

その声に

「ファギト;食べ物は」

の問い。

「おなかすいてないけど・・・」

あきらかに帰りたそうであるcoldsweats01

軽く食事をしている席で私の息子は居眠りを始めた。

それをきっかけに部屋に戻ることに

お休みと言おうと友達の顔を見ると汗だくの中に疲労困憊が・・・。

「カリニヒ・・・おやすみな・・・」

噴き出してしまったhappy02

B4

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エラーザ7

外国人の私から見たギリシャの文化の中に思い込んでいることは

「友達を通じ友達へ」

「親戚を通じ仕事のつてを」

などを、間違っているかもしれないがそう考えてしまう体験がいくつかある。

最初になったお友達に考慮して・・・・。

あるかなぁ・・・。

遠慮せず、友達の友達。

とっても好きな人は紹介しない(気がする。。。gawk

「あそこに行けば友達だから安くすむよ」

「親戚だから、大丈夫」

今日は隣の島へ散歩に行く。

私の友達は念いりにスケジュールを組まない(いや組めないcoldsweats01

昨日隣の島がパニギリ(お祝い)があると聞き、隣の島へ。

ぎりぎりまで船のチケットを購入せず、あわてて一人で船のチケットを購入しに行った。

子供たちと遊んでいると、私の息子がこののんびりしている私と子供たちを見て不安になったようである。

「あなたのママは何て言ったの?」

「ままはどこで待っているといってた?」

最初は

「エゾ ここ」

と言っていた子供たちが

もう一度同じ質問を息子がすると

「ゼン ト クセロ 知らない」

に変わったdespair

出発時間5分前。

船の近くにまで走ると

「da-na-e----」

とギラギラとひかる太陽と青い海のバックにして、手をふりぴょんぴょんと飛んでいた。

その横には懐かしい友達の顔。。。。

「元気だった?」

友達の肩をさすりながら聞く。

なんだか不思議な気持ちでいっぱいである。

久し振りheart04

余韻に浸って忘れていた。

「はじめましてでしょ?」

二人の友達に向かって私は言った。

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エラーザ5

パトラに住んで子供も小さかったので、そんなに遠くにいけなかった。

パトラから近い島は

「ケファロニア島」

「ジャキンソス島」

でもパトラに住んでいるとアテネに近い島も行ってみたいらしい。

一度行ってみたいということで、アテネから近い島に行くことになった。

ピレア港まで歩く。

6-7分の距離なのにジワジワと汗が出る。

熱い、非常に熱い。

ピレアに着くあたりをきょろきょろと見回した。

「da-na-e-」

聞きなれた声。

大きくなった友達の子供と変わらない彼女が笑っていた。

ちょっとだけ島で遊びましょheart04

仕事・・・。

うーん、後ほど・・・。

明日・・・。

いや明後日・・・。

うーん・・・もうちょっと・・・。coldsweats01

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エラーザ6

長旅最後の乗り物が船はかなりきついです。

それでも、ついたら気持がいいもんです。Cimg0266

ちょっとお友達が違う場所を進めたり

「danae、馬がいるのよ クスhappy02

とか

「ねぇdanae、自転車乗っちゃう キャッhappy02

など言動にいささか不安があったけど

「えーいいじゃーん、なんでみんな進めなかったの?」

私にはぜんCimg0270ぜんOK、それどころか楽しいです。 

Cimg0271

Cimg0244ビーチに行って、食事して、昼寝して。

明日は違う島に散歩するらしい。

明日からもう一人私の友達が合流する。

たぁのしみぃ・・・。

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エラーザ4

仮眠をとり、ピレア港での待ち合わせを決めた。

Pi2

わずかな時間、バイクにまたがり、クルーリを食べているにーさん、道路を横切る風景を見ながら銀行に行きお金を変える。

「そうだ島に行ったらインターネット使えないかも」

念のために、ここでできることはしておこう。

いつも無線でしているのでコネクターを忘れた。

ロビーにいきコネクターがあるかきく

「ミポス エヘテ カロディア ひょっとして コネクターありますか?」

「Ahn?」

とても面倒くさそうに私を見る。

オレンジ色のカロディアとパスワードをもらい部屋に戻る。

「うーん・・・うまくつながらないgawk

再度、下におり

「つながらない・・・」

「えっなんで」

ますます不機嫌である。

「ここに持ってきていい?」

首をななめ横にするだけ。

もう一度上にあがり、PCを持ち下に降りると

「フェルト 持ってきて」

と右手で手招きをする。

「アニクソ; あける?」

と聞くと

「ペリメネ チョットマテ」

何かを作業しながら、見向きもしない。

すくっと突然立ち上がると、隠れ扉のようなドアをあけ190cmくらいありそうな彼は中三段ぐらい下の階段を降り、そこにはOA機器類と事務関係書類があった。

ガツンとカロディアを抜くと私が借りたカロディアを抜き取り,ホテル全体の元栓と思われるたくさんのはめ込み場所から私の部屋番号のカロディアを抜く。

「インターネット開いて」

「はい」

「パスワード入れて」

「はい」

「つながるよ」

あいかわらず、面倒に答えた。

つながったけど、畳一畳分ほどのこの場所でやらなければならないらしい・・・。

「ここで?」

聞いてみると

「そう」

ついでにもうひとつ聞いてみた。

「怒ってるんですか?」

せまい隠れ部屋のような事務処理場で、デスクにひじをつき頭をかき口を尖らせて

「朝が嫌いなんだ」

私の横でそう答えた。

夜遅かったらしい・・・・。

ここ、ホテル・・・エラーザ、エラーザshine

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エラーザ 3

みんなで大移動である。

「今から出発するよー」

そう言ってから24時間後、深夜0時につく予定の飛行機は大幅に遅れアテネの空港に到着したのは3時近くになってしまった。

税関を抜け出口のドアが開くと懐かしい友達の顔。

口を一文字にし、首を横にかしげ、右手のひらをくるくるとまわした。

「遅い・・・明日6時に起きるのにハジューラ(おばかちゃん)」

「私が遅れたんじゃない、飛行機が遅れたの、ゼン イメ ハゾ だから私は馬鹿じゃない」

「あの飛行機はいつも遅れるんだ、その飛行機を選んだお前が馬鹿だ」

車まで移動しながら、言い合い笑う。

次の日にはすぐに別のお友達と島に行く予定なのでピレア港の近くにホテルを取る。

「夜中でもいいから電話して」

の言葉を鵜呑みにして夜中にひたすら

「ついたよー」

と連絡をする。

「疲れたんじゃない・・・」

「明日電話するね」

3年ぶりにきている。

そーんなことあるわけないhappy02

エラーザ、エラーザ。

夜中に訪問者があらわれるhappy01

明日は小さな島に行く。

「週末は私も行けるけど、行ってもいい?」

「いいよ、いいよ、来ちゃってよ、ベットないけど」

「ゼンビラージ かまわないよ」

あはっエラーザ、エラーザスケジュールが組めないよ happy02

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エラーザ スケジュール

何日も仕事を本当に休むことはなかなか難しい。

本当は私はお休みは3か月!ほしいタイプだ。

現時点では24時間働いても実は足りない容量なので、10日!も閉めることは勇気がいる。

でも久しぶりのギリシャheart02

友達にも、もちろん会いたい。

パトラにアテネ、仕事の場所はテッサロニキである・・・。

ギリシャに行くなら少しはのんびりしたい・・・。

パトラの友達、アテネの友達。。。もう一度、仕事の場所はテッサロニキ。。。

大移動するしかない・・・。

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エラーザ2

私は日本人。

教育も日本の教育を受けた。

でも、仕事の大半はギリシャ漬けである。

特にギリシャの方々とお仕事をするとき、当然お仕事なのでできれば失敗はしたくはない。

ギリシャから招かれている方々。

終わりの車の中で、ご一緒させていただいた方に

「なぜだかわからないんですけど、このようなお仕事に参加させていただいたときは無性にギリシャに住んでいるギリシャ人のお友達と話をしたくなるんです」

ポツリとそう呟いた。

「ああ、すごくわかります、それ」

そう言ってくれたとき、ちょっとうれしかったのを覚えている。

小さな疑問が日本では大きな疑問に変わるときがある。

お店が始まった当初、私はいろいろな疑問にもやもやしていた。

お店を閉めて一か月休んだ。

その時、持ち込んだのはいくつかのワイン。

パトラの小さなワイナリーにつれていってもらい、持ってきたワインをもち正直な気持ちを言ってみた。

「このワインが美味しいと思えないんです・・・」

と。

家族でやっている小さなワイナリーのオーナーは

「決して悪くはないけれど」

そう言って、持ち込んだワインを

「このように飲むと味がずいぶんと違うよ」

と丁寧に教えてくれた。

時間をかけてゆっくりと。

その場所には

「ハンモック」

「馬」

がいた。

このワインにあうようにとチーズを出してくれて。

私は

「このワイン今幸せだなぁ・・・」

そのやり取りをしてそう感じたのは5年前。

そのささいな出来事が日本人の私には大きな出来事になる。

飛んでみようか。

私が扱っている商品のワイナリーへ。

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エラーザ

どっしよかな・・・。

どっしよかな・・・。

行きたいな・・・。

仕事が増えたしな・・・・。

そうかといって、仕事が安定したわけじゃないしな・・・。

お仕事もまだ未熟だし・・・。

でも、ギリシャとのお仕事が増えると同時に疑問なことも増えてきてしまった・・・。

もやもや、もやもや(苦笑)

「danae,今だからこそ行けるなら無理して行ってきな、仕事もっと忙しくする予定なんでしょ」

そんな後押しと行きたい気持ち。

私は安い航空券をインターネットで予約した。

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