子供たちの夏休みがそろそろ終わろうとしている。
低学年はまだまだそういう問題はでてこないが、この長い夏休みの間に子供たちの雰囲気がずいぶんと変わってしまうことがある。
夏休みの期間だけ髪の毛を茶髪にしてみようか、夏休みだからいつもと違う雰囲気の洋服をきてみようか。
ちょっとだけ背伸びをしたくなる子供たち。
俗にいう中坊・・・。
丸坊主に帽子のつばを斜め横にしてダブダブのTシャツ。
グループでチャリンコに乗れば
「俺たちちょっといけてるじゃーん、武勇伝、武勇伝、伝、伝、で、伝、伝、レッツ、ゴー♪(オリエンタル ラジオ風にお読みください・・)」
そのくらいの年代が回りにいないせいだろう。
まったく、その子供たちのことを知らなかった。
ある日、その子供たちが周辺をチャリンコで走り回りながら、一人の人をよってたかり苛めていた。
注意をしようと思ったが、彼が私のいる道の反対方向に逃げていったので、そのままにしてしまった。
その彼は私たち親たちの間で、問題にしていた人である。
多分、精神がまだ未発達で精神年齢が低学年の子供たちと同じくらいなだけかもしれない。
しかし、成人をしている彼と年端もいかない子供たちが遊ぶ姿は、私たちから見るとあまり目を細めてしまう光景ではない。
「彼と遊んではいけません」
私を含めて何人かの親たちは、そう言い聞かせていた。
でも、彼らは彼のことをいい人だと言う。
そう、彼は子供たちに何も悪いことをしていないのだ。
だが、親の意見も納得してほしい・・、何かあってからでは、大人と子供だ。
それから、子供はあまり彼のことを口にしなくなった。
どーみたって彼と遊んでいるのに、
「いやぁー遊んでいたら〇〇さんが、勝手に入ってきてさぁ・・・」
と頭をぽりぽりかきながら、さも今偶然に入ってきたような言い方だ。
「楽しそうに遊んでいたじゃないか」
そう思う気持ちが態度を悪くする。
その苛めを見た日
「〇〇さん自転車に乗ってる子供にからかわれていた。」
子供にそういうと
「ほら!言ったでしょ!〇〇さん悪くないの!悪いのは彼らだよ!〇〇さん何もしてないのにいつも苛めるんだよ!」
と目を大きくしながら私に訴えた。
子供たちは彼らに苛められていることを知っていたのだ。
でも、私たちが〇〇さんと遊ぶことを問題としているのも知っているので、彼らが悪いと思っても、私に言えなかったのだ。
私たちから見れば、まだまだチャリンコで走っている子供と思っても、小さい子供から見れば身近にきて、からかう年上のグループ団体である。
親にも言えず、悪いと思っているのに口を閉ざさせてしまったと思うと反省である。
「何かあったら、すぐに言いなさい」
そう子供に告げ、近所のお母さんにも報告をし、若い人たちにも少し話をした。
「そーいう苛めはいただけませんねぇ・・・」
幼少のころ、苛められた経験がある人は理不尽な苛めに敏感である。
そう本当に、苛めはいけないと思う。
もし、何も関係ない人を遊び半分で苛めるのを見て誰もアクションを起こさなければ、苛めたくなくても、苛められないように苛める側に行くのが当たり前になってしまうのではないだろうか?
子供が私のところに来て
「お母さん、〇〇さんがビービー弾で打たれている」
そう言ってきた。
何もしてない人間をビービ弾で打ってる???
何だそれ???
外に出て行き広場に行きチャリンコ部隊を待った。
いたチャリンコ3人組。
私がゆっくり近づくと離れて様子を見ている。
ひとつおいた十字路で止まってこちらを見てるので
「おい、そこの自転車の子、ちょっと待って」
ものすごい大きな声に近所の人が立ち止まる
万引きか?何だ?
逃げた。
「おい、青いシャツと白いシャツ逃げないで止まれ!誰かそいつ捕まえて!」
チャリンコは走り去った。
どうせまた戻るだろう。
「すごい声だったねぇ・・・」
そう、子供たちは彼らが悪いことをしていたのを知っていた、ただ怖くて言えなかっただけである。
親に言えるということで以前より少し安心して遊べるだろう。
「もう〇〇さんと遊んでも平気でしょ?悪くないってわかったんだから」
息子に言われるが・・・いやぁまだそれは・・・できれば・・・なるべく・・・。
お願いします、あまり問題なく遊んでよ・・・。
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